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看護師の病院選び!クリニック編

現代では働く人の生活環境やライフスタイルに合わせて、多様な働き方を選択できる社会の実現が求められています。

看護師の9割以上が女性であるため、ライフステージの変化による仕事との両立の難しさ、仕事内容や夜勤などによる肉体的な負担などが離職の原因になっているようです。

このような状況を踏まえ、日本看護協会では看護師が働き続けられる環境づくりのために「看護における働き方改革」を推進しています。

看護師は、病院やクリニックで働く職種というイメージが強く、実際、厚生労働省の「令和4年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」によると、看護師の約7割が病院で働いていますが、それ以外にも、看護師資格や経歴が役に立つ職場はたくさんあり、病院以外の職場で働く看護師も増えています。

保健師

保健師は、病気や怪我の予防を目的とし、健康の維持・増進のためにさまざまな活動を行う職種です。病気や怪我をする可能性のある人々に、予防の知識を提供したり、指導をしたりする役割を担います。保健所や保健センター、企業などに勤務し、個人の保健指導だけではなく、コミュニティ単位での健康増進を図る活動を行っています。

 

助産師

助産師は妊婦や産婦・新生児のケアや、女性のライフステージに応じた保健指導を行う職種です。病院以外にも助産院や保健センターなど、母子に関わるさまざまな場所で勤務します。

 

看護学校

看護系大学や看護専門学校の先生として勤務し、学生に看護学を指導する働き方もあります。講義はもちろん、テストの作成や採点、レポートの添削や学生の評価など、学業に伴うともなう業務全般を担う仕事です。

学内実習や病棟実習の指導や付き添いも行います。幅広い業務にたずさわる一方、看護業務を行うことはなくなるため、自分自身の技術向上にはつながりにくいという特徴もあります。

看護教員になるためには、5年以上の臨床経験が必要です。さらに、大学で教育に関する科目を履修し卒業するか、看護教員養成講習会の講習を受講しなければなりません。

 

次に、看護師が働ける病院以外の医療・福祉関係の職場について紹介します。

 

保育園

保育園の中には、園児の健康管理のために看護師を配置しているところが多くあります。保育園での看護師の役割は、子どもたちの健康状態の確認、怪我や体調不良への対応です。子どもが発熱したり、怪我をしたりしたときには応急処置を施すほか、保護者への連絡や嘱託医との連携も行います。園の衛生管理や健康診断の段取り、保護者に向けた保健指導などの業務もおこないます。

勤務する園によっては、保育士としての業務も担います。

 

介護施設

多くの介護施設では、入居者やサービス利用者の健康管理のために看護師を配置しています。

  • デイサービス
  • 特別養護老人ホーム
  • ケアハウス
  • 介護老人保健施設 など

介護施設には幅広い形態があり、求められる医療処置の内容や頻度も施設により異なります。

介護施設で働く看護師は、利用者や入居者の健康管理や医療的ケア、緊急時の対応を行います。介護職員と一緒に入浴や食事の介助など、日常生活のサポートを行うこともあるでしょう。デイサービスの場合は日勤のみの勤務ですが、長期入所施設の場合、夜勤がある職場もあります。

 

治験コーディネーター

治験コーディネーターは、製薬会社と医療機関、治験対象者をつなぎ、治験業務全般をサポートする仕事です。製薬会社や治験支援機関に在籍し、治験についての資料作成やスケジュール管理、治験協力者への説明やケア、医師のサポートなどを行います。

治験コーディネーターの仕事に就くには、看護師の資格は必須ではありません。しかし、疾患や薬剤についての知識が必要となるため、看護師免許や薬剤師免許などの資格、臨床経験があると優遇されます。

 

医療機器メーカー(フィールドナース)

医療機器メーカーで働く看護師は、医師や看護師などの医療従事者に向けた自社の商品のプレゼンテーションやデモンストレーション、アフターサポートが主な仕事です。自社の商品と現場の状況を詳細に把握し、スタッフからの質問や要望に確実に対応することが求められます。

手術室や救急治療の場面で取り扱う医療機器が多いため、手術室や救急外来での経験が役立ちます。プレゼンテーションが得意な人や、人前で話すことが好きな人に向いています。

 

産業保健師

産業保健師は企業の医務室や人事課に勤務し、従業員の健康増進や、病気の予防に関する健康管理を行う職種です。

業務内容は、健康診断のスケジューリング、健康診断後の健康指導やメンタルヘルス管理、急な怪我や病気の応急処置などです。基本的に日勤のみ、土日は休みの場合が多いので、プライベートの時間を確保しながら働きやすいという特徴があります。
保健師の勤務先として人気があり、求人数が少ないため競争率は高くなります。

 

看護職の活躍の場や求められる能力も多様化しています。看護師は、病院やクリニック以外にも多くの現場で活躍できるので、資格や経験、知識を生かしてチャレンジしてみてください。

どこで働くとしても、目の前の課題にしっかりと向き合い、視野を広げて、一生ものの仕事に繋げてほしいと思います。

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